カテゴリ
以前の記事
2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 最新のトラックバック
リンク-その他
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
もののけ姫をヤタと観る
2010年 01月 09日
昨日から、黒柴犬の友達ヤタ(我が家ではヤタポンと呼ぶ)が遊びに来ている。
ヤタポンが来るのは結構楽しみで、妻に「娘が帰ってくるのと、ヤタが来るのとどっちがうれしいん?」と訊かれたので「ヤタポン!」と即答してあきれられてしまった。 ちょうどやってきた時、テレビでもののけ姫を放送中だったので、居間に連れてきていっしょに観た。我が家では犬やネコは基本的に座敷に上げないのだが、ヤタポンは友達なので特別なのである。 もののけ姫にはモロ一族という、巨大な山犬たちも出てくるので、ヤタポンも犬としての本能でも目覚めるか、と思ったが、山犬の遠吠えにも反応せず、毛布の上で眠そうに寝そべっているだけである。以前はネズミなども捕らえたりして、狩猟犬らしいとこもあったんだけどなあ・・・ さて、もののけ姫ではシシ神という、生き物の生死をも司る、鹿に似た神が出てくる。早田や九木崎などの照葉樹林の中で、りっぱな角をもつ雄鹿に出会ったことがあるが、まさにシシ神の森でシシ神に出会ったという感じだった。 山の中などで動物に出会うと、一匹の獣としてだけではないものを感じる。狼であれ鹿であれ、イノシシであれ、森にいる大きな動物はその森の生態体系すべての命の象徴という感じがする。だからときに、「神」として感じるのじゃないだろうか。そして、彼らは一日や四季を森の中でどのように過ごしているんだろうかと、眠そうなヤタポンの横顔を見ながら想像してしまった。
by minority-m
| 2010-01-09 12:00
| 身辺雑記
|