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三つの後悔
2009年 06月 10日
6月9日・・・今日、昨年亡くなった友の母を訪ねた。一年前のこの日、友から直接病名を聞かされた日である。自分にとって友の命日に等しいくらいの重い日だった。
遠方に住む友の弟から母をよろしくと頼まれていたのに、ずっと行けなかった。忙しいと自分に言い訳をして、本当は友の母の顔を見るのが辛く、逃げていたのだ。 久しぶりに会った彼女は、できれば思ったよりも元気で・・・と言いたいところだが腫ればったい目をしていた。もしかしたら毎日・・・と思うとやりきれない。 友の遺影を前に少しだけ話をした。 「この子は短い人生やったけど、だからみんなにこんなに愛されたんかいなあ・・・ほんまに友達だけには恵まれた子やった。」 そして「アンタらが来てくれるのは、嬉しいけど辛い。」といって泣き出した。こうなることが一番怖かった・・・ 「オバチャンごめん。」といいながら自分も涙が出てきた。 「そいでもな、友達らあが集まってあの子の話しして欲しいとも思うんさ。」 ずっと来なかった後悔、来てしまった後悔・・・ そして晩、母方の祖母が亡くなった。98歳の大往生ではあったが、なぜこの日かと思うとショックだった。 養護老人ホームにいた祖母に会ったのはまだ風が冷たい頃だった。おそらく友と同じ病であったが、高齢だけに進むのが遅かったのだろう。面会に行った際に元気だっただけに、しばらくは大丈夫だろうと思っていた。「暖かくなったら、車椅子で散歩しょうな。」と約束したのに会いに行かなかったことが悔やまれる。 後悔はまさしく、後に悔いる・・・
by minority-m
| 2009-06-10 03:01
| 身辺雑記
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