ちょっとマイノリティ
cminority.exblog.jp

いつも気付けば少数派・・・  by宮上修二
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
蒼海の 「老いの一徹」 1
from ガラス瓶に手紙を入れて
奥田尚佳尾鷲市長に対する..
from 尾鷲市議会議員 端無徹也の温..
オトンと、恩師のところに..
from まいにちの、こと。
奥田市長に辞職を申し入れる
from 尾鷲市議会議員 端無徹也の温..
議員の大勢は辞職、しかし..
from 尾鷲市議会議員 端無徹也の温..
矢ノ川の清掃活動を、協働..
from Cafe_CReAM モノ語り
磯釣りのやり方と釣れる魚
from 釣り入門
JAXAタウンミーティング
from Aluminiumの日記
舞妓Haaaan!!!
from 映画や本を淡々と語る
魚料理のレシピnet
from 魚料理のレシピnet
リンク-その他
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
西洋型の理念よりも
先日このブログにて「経営陣にはいきなり工場閉鎖したり万人単位でクビを切れるという企業理念をじっくり聞きたいものだ。」と書いたが、まさにそれに答えるかのようなソニー社長のインタビュー記事(12/17朝日新聞)があった。

先日発表された、大規模リストラについて問われ、
「雇用を優先して損失を出すことが、株主から私に期待されたことだとは思わない。」と答えた。

大企業経営者の姿勢を代表するかのような、ほぼパーフェクトな回答である。
とにかく「理念」の認識が自分が想定したものとは全く異なっている。
グローバル化といわれるものの正体がここに見える。

ここではっきり認識できるのは「株主」の期待に応えることを最優先としているということである。つまり、顧客も商品も社員も「株主」を満足させるための手段に過ぎないのである。

極めてはっきりした資本主義の典型である。
こういった概念は、資本主義の先進国であるアメリカを中心とした西洋のもので、資本主義とはいっても日本では今まで馴染んでいなかった。
数年前より国内でも大規模な敵対的TOBなどが起こり、目がさめたばかりだったといえるだろう。
ソニーの社長が言及するのも時代の流れからすると当然かも知れない。

ただ現在、アメリカ得意の問答無用の資本主義が万全ではない、どころか場合によっては修復不能になる恐れもでてきた。アメリカの真似をしても時間差で行き詰まるだけである。
西洋の資本主義は一見合理的ではあるが「人」に冷たく弱肉強食でありアメリカなどの強国は獰猛な肉食獣を思わせる。
店で出されたコーヒーで火傷したといっては店を訴え、マンホール穴に落ちたといっては行政を訴え、それぞれ自分の不注意を棚に上げて自分の「利」を主張する。
文化の違い、とひとことで済ませられない大きな溝を感じるのである。

西洋を標榜するより、日本型の新資本主義は不可能だろうか?
企業は顧客、社員を大切にして研鑚し、その結果が投資者に還元される。極めてまっとうではないだろうか。
マネーゲームで企業に対しなんの愛着もなく、一瞬で株を売り飛ばす存在を最優先とする企業姿勢は健康的だと思えないのである。

グローバリゼーションは西洋の専売特許でなくてもよいだろう、日本発、東洋発のかたちがその典型になってもよいはずだ。
[PR]
by minority-m | 2008-12-20 01:48 | テレビ・新聞・ネットから