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いつも気付けば少数派・・・  by宮上修二
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乾いた紙のように
元厚生事務次官襲撃事件の報道を見ていてつい思いを巡らした。
ちょっと自分でも頭が整理できないままつづっているのだが、まあそのままに記そう。

日々暗殺や革命などは、思想や経済などが煮詰まってニッチモサッチモいかないときに起きると心のどこかで思っていた。

実際には、随分前から日本でも世界でも尋常ではない事件が多発しており、今この時がその沸騰点なのかも知れない。
ただ、自分などは日本史の戦国時代や明治維新、世界大戦など、変革はもっとドラマチックに起こりえるという感覚がどこかにあった。

どうもそれは小説とか文献などによる錯覚で、現実に生きている社会では何だかもやーっとしたなかで起こってしまうのだと思う。

今回の事件でも、テレビや新聞は「暴力は絶対にいけない!」と訴えながらどこかトーンが低い。朝日新聞支社襲撃に比べ、当の朝日新聞の紙面は鈍重にさえ思える。

実際、世を騒がすような事件が起こる背景には様々な要因がある。しかし事件は人々が頭の整理をするまもなく起こってしまう。
明治維新だって太平洋戦争だって、ある種の思想家やプランナーは意識すれど、市井の人々にとっては気が付けば始まっていたのではないだろうか。芯のところで危機感が生じない、なんだか「もやーっ」としたなかで。そしてどうもこの「もやーっ」こそがヤバイのではないかと思うのだ。

「もやーっ」について時代の上下はまったく関係ないのではないだろうか。

新聞雑誌、テレビにラジオ、そしてインターネットと情報を伝達する手段は怪物的に発達したが、なにが変わったかというと事件の質も、影響の拡がり方も含めただ変わらず、「もやーっ」を繰り返しているように思う。とくに日本という国について思う。

わが国ではもうすっかり民主主義が定着して・・・なんてここ数十年の事件からでも妄想だと分かる。
地元紙のとある投稿記事からも、戦前どころか平安時代となんら変わりない価値観があることに気付く。

この投稿記事を書いた御仁だけではない。わが身も含め全く進歩していない、同じ感覚を持っているのではないか。平和ボケなどと言われているが本当だろうか。いわば休火山とでもいうか、今は平静だが発火装置さえあれば暴発する、という民族特性がまだあるんじゃないだろうか。

たしか中国にこんなことわざがあったと思う。
「日本人は一人だと豚だが大勢集まると竜になる。」

乾いた紙のように火がつけばあっという間に燃え広がり、いつ竜が踊り出るか分からない。
「もやーっ」とした事件報道を見ていてついそんなことを思ってしまった。
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by minority-m | 2008-11-21 01:17 | テレビ・新聞・ネットから