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いつも気付けば少数派・・・  by宮上修二
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芸術を守り、伝えるものは?
教育テレビの「知るを楽しむ 日本コレクション奇譚」を観た。国宝・源氏物語絵巻の所有者の変遷についてをたどったものだった。
「美術品の所有者は時代の象徴だ。」という解説の大学教授の言葉が印象的だった。

明治維新、2つの世界大戦など、世の中が大きく変わるときに所有者が変わる。大名家から、三井、日本コカコーラ、東急などその時代を象徴する組織の長の名前があがる。
一方でその風潮を憂い、大名文化を後世に残そうとする尾張徳川家の徳川義親の活動も紹介する。

解説の大学教授は、時の裕福層が所有したことについて、成金趣味の側面も否定しないが、美術品を愛でるサロンを形成したことは、審美眼を育み、海外への流出の歯止めにもなったと指摘していた。

お金持ちが美術品を買い漁るのは気分のよいものではないが、後世に伝える役割も果たしているところがおもしろい。

番組中、訥々と話している感じの大学教授だったが、番組の最後で、「人が良いというものに価値があるのではなく、良いものを見出す審美眼が今の我々に必要だと思う。」と語った表情が一瞬晴れやかで、こよなく歴史上の美術品を愛しているのが見て取れた。

もう20年近く前だろうか、保険会社の安田火災(今はたしか損保ジャパンだっけ)がゴッホのひまわりを数十億円で落札し、一般公開を開始したので新宿まで観に行った。当時保険会社は相当景気が良かったのだろうなあ、とこの番組を観ながら思い出した。保険会社には悪いが、歴史のサイクルは早くなっているから、次の「象徴」に移るのもそう遠くないかも知れないね。
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by minority-m | 2008-05-30 00:22 | テレビ・新聞・ネットから