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いつも気付けば少数派・・・  by宮上修二
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檸檬
ネットでニュースを見ていたら、梶井基次郎の「檸檬」の主人公がレモンを買った京都の「八百卯」という果物店が閉店したという記事があった。
二十年程前、舞台となった河原町の丸善に入ったことがある。仕事で泊ったホテルで時間が空き、ふらっと入った書店が丸善だった。
「ああ、ここが檸檬の丸善かあ。」と思ったのを覚えている。(正確には当時の丸善はちょっと離れた場所にあったらしい。)

残念ながらこの河原町の丸善は平成十七年に閉店した。閉店の日、店内に数十個のレモンが置かれていた、とたしか当時の新聞で読んだ覚えがある。イタズラには違いなく、店側としても困惑したかも知れないが、粋なお別れの仕方だと思う。
その頃だったか、本棚の奥から文庫版の全集を引っ張り出して読み直した。改めて基次郎の無駄の少ないリズム感のある文体とささやかな狂気に浸った。

あと檸檬・・レモン・・・といえばどうしても御茶ノ水の画材店を思い出す。ガロの学生街の喫茶店という曲があるが、自分にとって御茶ノ水はまさに学生街そのものだった。
さだまさしの「檸檬」の題材にもなった店だ。湯島聖堂の白い階段、斜めに渡るスクランブル交差点、聖橋から放ったレモンと交差する赤やレモン色の電車など、視覚的な言葉があふれる歌だった。基次郎の小説でレモンを置いたのも画集の上だった。レモンはどこか絵画的な感性をくすぐるのかも知れない。

そういえば、「レモンは小宇宙」といったのは誰だったろう?
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by minority-m | 2009-01-28 00:26 | テレビ・新聞・ネットから